Freewillからのお知らせ

2018年6月11日

子ども達との関係がよりよくなるコミュニケーション ~条件付きストロークと無条件のストローク編~

 

こんにちは!恵比寿校の小林です!

 

「子ども達との関係がよりよくなるコミュニケーション」

シリーズの最終回となります

 

 

↓↓↓↓前回までの内容はこちらです!↓↓↓↓

子ども達との関係がよりよくなるコミュニケーション ~ストロークの紹介編~
子ども達との関係がよりよくなるコミュニケーション ~身体的ストロークと心理的ストローク編~

 

 

今回お話するのは前回お話した

4つのストロークの領域のうち

残りの2つ

「条件付きストローク」

「無条件のストローク」

です

 

それぞれのうち否定的なストロークから

お話しします。

 

条件付きストロークの否定的なものは、

「あなたの遅刻がいけない。」

「あなたが嘘をつくのが嫌い。」

「宿題をやってこないことはよくない。」

というようなものがあり、

相手の行動の一部分を

注意する関わりのことを言います。

 

このストロークは、

直した方がいい所を

ピンポイントで気づかせて

それを改善させていきたいときに

使えるストロークです。

 

相手のどんな行動がいけなかったのかを伝え

反省を促すような声のかけ方が大切です。

 

 

「なぜそうしてしまったのかな?」

「そういうことをすると、

周りの人はどう感じてしまうかな?」

など、このストロークが相手にとって

次の行動を考えるきっかけになるものになると

否定的なところにも意味がでますし、

子どもたちの納得度合いも大きく変わります。

 

 

否定的なストロークでも、

このように相手の成長となるような

伝え方をすることで、

相手の心の栄養になるということもあるのです。

 

否定的なストロークの参考として、

以前「「宿題をやってくる」ということ

という題にて

話し方をお伝えしているので、

ぜひ併せて読んでみてください。

 

次に無条件の否定的なストロークとは

「あなたは本当にダメね」

「あなたのことは嫌いだよ」

「もうそばにこないで」

などの相手の存在自体を否定するものです。

 

このストロークは人格否定にあたり、

子ども達にとっても大きな傷になりかねない

コミュニケーションです。

 

関係がよくなるとは

程遠い表現になってしまいますので、

このストロークだけは

意識して避けてもらいたいと思います。

 

親御さんにとって子ども達との関わりの中では、

否定的なストロークを使わざるを得ない場面も

でてくるかと思います。

それは我々塾の講師の立場も同じです。

 

ただ、その場合の言葉選びを意識すること

また、感情だけでぶつからないよう

一呼吸おき

子ども達にどうなってほしいから

今このストロークをかけているんだというとことを

明確にしてコミュニケーションを

とることが大切です

 

 

 

さて、肯定的なストロークのお話もしましょう

 

条件付きであれば

「宿題をやってきて偉いね!」

「約束を守ってくれてありがとう!」

「テストで高得点を取れてすごいね!」

など、子ども達の頑張りをほめてあげるようなものになります。

 

何がよかったのかが伝わりやすいので

次も同じことをしよう!と意識してもらいやすい

ストロークです

 

Freewill学習塾でも、

授業中はこのストロークが飛び交っています!

 

「お〜自分でじっくり考えられてていいね!」

「全問正解だね!すごい!」

簡単な言葉かもしれませんが褒められるって嬉しいですよね

 

 

ただし、このストロークを子ども達に使う際に

注意することもあります

 

「事象だけをほめる」

=いつも何か頑張っていなければならない

=親、先生に褒められる行動をしなくては・・・

=褒められるためだけにやろう

 

上記のような心理が働くことがあります。

これはプレッシャーになることもあれば

結局自分の意思では行動せず、

依存型の人格を育てること

につながる場合もあります。

 

そこで

取り入れてほしいのが

「無条件の肯定的ストローク」です

 

これは相手の存在承認をし、

こちらの愛情を伝えるものです。

 

「いつもありがとう。」

「あなたがいてくれるだけで嬉しい。」

「あなたがいるだけでその場が明るくなるね。」

「◯◯は私の最愛の息子・娘だよ」

などが挙げられます。

 

親子の場合は特に少し恥ずかしいという思いを

互いに抱くこともあるかもしれませんが

無条件に自分がいることが

周りを幸せにできると思ったら

それほど温かく、心地よいものはないですよね

 

そして、このストロークは

上述の直接的な愛情表現だけではなく

もっと身近なところで取り入れることもできます。

 

それが「挨拶」です

 

「◯◯、こんにちは!

今日も元気な顔見れて嬉しいよー!!」

 

この何気ない言葉がけが

相手へのストロークなのです。

 

この場所に自分がいることを

ちゃんとみんなが見てくれている

自分がいることで誰かが喜んでくれる

そう感じて心の栄養を

たくさん受け取ってほしいなと

Freewill学習塾では考えています!

 

名前を呼ぶのも一つポイントです

 

 

最後に、今回のシリーズにおいて

何度もお伝えしていること

があります。

 

それは・・・

「肯定的ストローク」と

「否定的ストローク」の

バランス

についてです。

 

必ず「肯定的ストローク」の数が

「否定的ストローク」の数を

上回っていることが大切だということでした。

 

 

お子様とのコミュニケーションでは

もちろんですが、

コミュニケーションの場では相手の

「いいところさがし」

をたくさんして、

ぜひ心の栄養を交換し合ってください

 

意識一つで相手との信頼関係の構築度合いも

多いに変わります。

全てのコミュニケーションにおいて

意識して行うのは

とてもパワーのいることかと思いますが

ぜひお子様とよりよい関係を築く上で

頭の片隅に置いてもらい

1日に1つでも心の栄養が溜まる言葉がけを

してあげてくださいね

 

Freewill学習塾でも子ども達が、

そして親御さんも安心感があり、

元気になれるような

「心の栄養」で心のつぼが満たされる場作りを

引き続き心がけてまいります!

 

もしこういった時はどうしたらいいか、

ここだけはうまく話せずにいる、など

子育てに関するお悩みがあればご相談くださいね

 
 

 

 

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投稿日時:2018-06-11 22:27:16